・ペットホテルの仕事ってどんなことするの?
・動物が好きってだけで働ける??
どうもこんにちは、生クリームです!
5月のGWや夏休み期間に、短期バイトとして募集されることが多いペットホテルのアルバイト。
簡単そうなのでついつい応募したいけど、どんなことをするのかってあまりわかりませんよね。犬や猫の世話をするのは何となくわかるけど、「大変なこととかあるのかな?」って気になることもあると思います。
私も学生の時に短期アルバイトの募集を目にして、軽い気持ちで応募しましたが、みんながみんな簡単に応募するわけではありませんよね。(笑)
なので今回は、ペットホテルのアルバイトの経験のある私が、ペットホテルのアルバイトについて紹介します!
目次
ペットホテルのアルバイトってどんなことするの?
ペットホテルのアルバイトは、いったいどんなことをするのか?
私が応募を決めた時も、犬の散歩や餌をあげることぐらいしか想像していませんでしたが、ペットホテルのアルバイトのお仕事は他にもあります。
アルバイトのお仕事内容は・犬の散歩(落し物は必ず持ち帰る)
・犬をドッグランで遊ばせる(ドッグラン完備の場合)
・ペットたちへの食事
・ペットゲージの掃除
っとだいたいこんな感じでしょう。
ペットホテルを利用するお客様は、基本的に犬や猫が多いです。
そのため一日のおおまかな仕事の流れは
犬なら散歩
猫なら食事とトイレの清掃
っていうのが一日の基本的な業務になります。
大方想像通りだという方も多いのではないでしょうか?
私の働かせてもらったペットホテルでは、お客様の対応は元々いるペットホテルのスタッフの方がしてくれていたため、短期バイトの方は裏方の仕事が多かったです。
ただし反対に、猫だけが良い!っていうのは難しいと思います。なぜなら猫だけで一日の仕事量はほとんどないからです。
小型犬はドッグランで遊ばせることもある
ちなみにペットホテルに預けられた小型犬はドッグランで遊ばせる(散歩の代わり)こともあります。
中型犬や大型犬は体力的なことと、数が少ないこともあってペットホテルの外へお散歩に出かけることが毎日の日課でした。大型犬の場合、広いお庭で普段から歩き回っているという犬もいるため、一日ゲージの中に居たら外に散歩に行きたくなる気持ちもわかりますよね。
しかしそうやって、お外に連れ出してお散歩してあげられるのは数の少ない中型犬以上のワンちゃんたちです。小型犬は、中型犬大型犬を合わせるより個体数が多いこともあります。
そのため私の働いていたペットホテルでは、小型犬を全部散歩させていたら一日あっという間に終わってしまうので、まとめてドッグランで遊ばせていました。小型犬は散歩に行かない代わりに、20~30匹ぐらいずつドッグランで運動させている間にゲージの掃除をします。
中・大型犬⇒散歩
小型犬⇒ドッグラン
って感じですね。
ドッグランで遊ばせるってことは、散歩に行かなくて済むわけだから簡単じゃん
って思うかもしれないけど、これがまた大変。
ドッグランで遊ぶ犬たちはリードを付けずに遊ぶんです。リードを付けて散歩に連れていく犬たちと違って、ゲージに戻す時は犬たちを一匹一匹捕獲しないと終わりません。
ドッグランでの運動が終わったらゲージの中はご飯の準備が整っているんですが、それをわかっている犬はすぐにゲージに戻ってきます。でもね、まだまだ遊び足りないって犬もたまーに出てきます。
いつまでもドッグランを走り続けたい犬もちらほらと。
そうなると、ひたすらドッグランの犬を走って追いかける仕事が回ってきます。特に若い人の場合この仕事を任されることも。
人間同士なら疲労も出てくるかもしれないけど、犬相手だとどうしたって人間が先に疲れてきます。これが小型犬と言えど、大変な理由です。
どうしても捕まらないときは、犬を威圧するというか、気迫で犬の動きを止めます。正直こんなことできるのか!と思ったけど、ペットホテルで働くベテランの方はこういったスキルを持ち合わせていることも。
ペットホテルの犬の散歩は体力仕事だったりする
犬の散歩をしていてお金がもらえるなんて、犬好きの人からしたら天国のような仕事と捉える人もいると思います。
可愛い犬たちをお散歩させて、時給が発生するんですから最高に楽しい仕事ですよね♪
しかし、実際には元気な犬たちを散歩させるのは、とてつもなく体力を使う仕事なんです!
順に紹介していきますので見ていきましょう!
犬の散歩は危険がいっぱい?
犬たちの散歩は、実は危険がいっぱいなんです。
私の働いていたペットホテルは、基本的にペットホテルの近くに散歩コースがあって、何種類かある散歩コースを日替わりで歩くんです。
でもね、とてつもない田舎でもなければ基本的に車の通行する道路を、お客様の犬たちを連れて渡ることもしばしばあります。自分の家の近所で歩きなれた道を歩く犬たちではないので、知らない土地を歩く犬たちは興奮してしまうんです。あっちもこっちにも興味津々な犬たち。
これがかなり危険なのです。
道路を渡るときは、かならず左右確認して犬の歩くペースで渡れるかどうか判断するんですが、犬によっては左右確認する前に道路に飛び出そうとしてしまう犬もいます。
小型犬ならまだしも、大型の犬だったらどうなるか想像できますか。。
ゲージから出れた開放感と、お散歩に行ける楽しみに溢れ満ちた犬たちには道路は関係ありません!男の私が、おもいっきりリードをひっぱっても、びくともしない犬もいるんです。
万が一でも、道路を通行する車と追突してしまったなんてことを考えるとかなり危険なのはわかりますよね。
自分に懐いていない犬を散歩する大変さ
また、道行く人との接触や近所の犬の散歩をしている犬たちとの接触も注意が必要です。
自分の飼っている犬と違って、ペットホテルの犬たちはお客様の犬。いくら犬好きと言っても、そう簡単に言うことを聞いてはくれません。
私も犬を飼っていた時期がありました。15年ほど毎日犬の散歩をしていたけど、普段はいつも一緒に過ごした犬だけあって、目を合わせればだいたいいつも通り散歩をすることができました。
ここでトイレをしたいとか、そろそろ引き返して家に向かいたいとか。いつも一緒にいる犬だからこそなんとなくの空気を察してくれます。
でもペットホテルの犬たちは、そうやって心を通わすこともなく、ただただ散歩にいきたい!っていう一心です。道行く人に突進していくこともあれば、近所の犬と遊ぶつもりで喧嘩に発展することもあります。
そうならないように、犬たちをコントロールするのはかなり大変でした。
まだまだある!ペットのご飯は大変!
ペットホテルの犬猫たちはご飯の時間も大変なのです。
何が大変かというと、
ペットの餌を持参するお客様がいるということ。
簡単に言ってしまえば、「うちの子はこのドッグフードを食べた後に、このジャーキーをあげてね♪」っていうお客様がいるんです。
当たり前だけど、普段からドックフードしか与えていない飼い主さんでも、普段と違う環境で食欲が落ちてしまわないように奮発してたくさんおやつを持ってくる方もいます。
「食欲がない時にあげてほしい」とか、「ご飯のあとに、このおやつをあげて」なんていうのはもちろん、食事のたびに「飲み薬を飲ませて欲しい」という飼い主の方もいらっしゃいます。
これについても、しっかり対応をするのでご飯の時間が大忙しになります。
犬が100匹いたら100匹分の食事を個別につくるわけですから(笑)
「この子はこっちのフードをあげて」
「この子は食後にこのジャーキーをあげて」
「この子は、ご飯と一緒にお薬飲ませてあげて」
というように、一匹一匹付き添いでご飯を食べさせてあげることもあります。
ペットホテルの一日の仕事をまとめると
ペットホテルの1日の仕事はどんなことをしているのかをまとめてみます。
今回は私の働いていたペットホテルのスケジュールですが、参考になればと思います。
1日の仕事朝7時~9時:犬の散歩+犬たちへの食事+ゲージの掃除
9時~11時:散歩と食事のチェック項目のチェック+犬たちの健康チェック
11時~13時:お昼休憩
13時~15時:犬の散歩+ドッグランでの運動
15時~15時15分:休憩
15時15分~19時:犬の散歩+犬たちへの食事+ゲージの掃除
こんな感じでした。
基本的に朝と夕方に、散歩と食事をします。
人数がいるときは、男性が犬の散歩に連れていっている間に女性がゲージの掃除+ご飯の支度をすることもあります。
散歩3人に対してゲージの掃除とご飯の支度する人、1人でちょうどいいくらいでした。
順番に散歩に連れて行きながら、同時に犬たちのお部屋を掃除して、散歩から帰ってきたらすぐにご飯が食べられるように準備してあげる。基本はこの繰り返しです。
ペットホテルで働くのに必要な資格や経験は?
ペットホテルで働きたいと思ったら、必要な資格や経験は特にありません。
犬や猫など動物が好きな方なら、ここで紹介した大変なことも苦にはならないと思います。
体力を使う仕事と聞くと、女性の方など不安になるかもしれませんが、小型犬のゲージの掃除やご飯の準備はそれほど体力を使いません。コンビニやスーパーでの品出しのようなイメージでご飯を準備していくだけです。
また、接客をすることも無ければ電話対応もありません。パソコンのデータ入力をすることもないし、時間に追われて働くというような仕事内容でもないので、比較的楽な仕事だったかなと思います。
まとめ
ペットホテルのアルバイトについて紹介してきましたがいかがでしたか。
ペットホテルの一日の仕事内容は朝:犬の散歩+ゲージの掃除+ご飯の支度
昼:部屋の掃除orドッグランで犬たちの運動
夕:犬の散歩+ゲージの掃除+ご飯の支度
の繰り返しです。
基本的に、未経験歓迎なので必要な経験も資格も必要なく働けるので夏休みのアルバイトにもおすすめです。
人間関係も、犬や猫を相手にする仕事だからか、スタッフ同士で揉めるということも無かったと思います。
どの仕事にも大変なことはあると思うけど、この仕事は相手が人間ではないということ。
動物を相手にするので、犬や猫が好きな人ほど仕事を楽しめると思います。
これから働きたいという方の参考になればと思います。