やりたい仕事がない。
働いている自分の姿を想像できない。
就職活動をしていると、やりたい仕事がない。という人もいるのではないでしょうか。
大学の卒業を控えた就活生の中には、希望する職種があるけど内定がもらえないという人もいるかもしれないけど、そもそもやりたい仕事がない!という学生もいるはず。
実はこのブログの運営者である、私自身も就活をしていた大学4年の時は、やりたい仕事がないままに就職活動をしていました。
しかし、やりたい仕事がわからなかった私も今では毎日会社員として仕事に向かっています。やりたい仕事がなかったはずなのに、やりたい仕事をどうやって見つけることができたのでしょうか?
今回は、やりたい仕事が無い人がやりたい仕事を見つける方法を紹介したいと思います。
目次
やりたい仕事を見つける方法は
それでは早速やりたい仕事を見つける方法を紹介していきます。
やりたい仕事を見つけることは難しいことではなく、紙とペンがあれば簡単に見つけることができると思います。
まずは自分のしてきた経験を書き出す
紙とペンが用意できたら、自分の今までしてきた経験を書き出していきます。
書き出す内容は・今までのアルバイト経験(短期でもいい)
・学校行事で自分が何を担当してきたのか?(文化祭など)
生きてきたこれまでの期間で自分のしてきたことを書き出していきます。
ここで書きだす内容は、就活のエントリーシートや面接で使おうというわけでもないので本当に簡単で構いません。
アルバイトの経験があるなら
・コンビニなどの接客業なのか?
・工場などで製造をしてきたのか?
など、何でもいいのです。書き出すことで、脳内の整理にもなります。
アルバイトの経験がない人でも、文化祭などの学校行事でどんなことをしてきたのかを書き出していきます。
私の場合大学時代から働いていた葬儀屋がヒントになった
私の場合は、大学時代に夏の短期バイトで働き始めた葬儀屋のアルバイトがヒントになりました。
葬儀屋の仕事は、夏の新盆で使う棚飾りを各ご家庭に出向いて設置するという仕事です。
暑い夏の時期に朝早くから夜遅くまで働くので大変ですが、これが私は楽しく思っていましたし、お客さんからの感謝も大きかったので充実したアルバイト生活だったと思っています。
大学時代に私の働いていた葬儀屋の仕事についてはこちらの記事で紹介しています。
ここで重要なのは、自分のしてきた経験の中で自分が「楽しかった」とか「やりがいを感じた」時のことを詳しく掘り下げることです。
私の経験してきた葬儀屋という仕事を言い換えれば、みんなで一つの物を作っていくことと、人からの感謝される仕事が向いていると思われます。
確かに一人でコツコツ作業をする仕事や、新規開拓するような営業職は私には向いていないと思っていますし、働くならみんなでコミュニケーションをとりながら達成するような仕事の方が向いていると思いました。
そこで就職コーディネーターの方から言われたのが、「モノづくり系の仕事が向いているかもしれない」です。
モノづくりと言っても、一人でコツコツと作業をしていく仕事ではなく、複数人で一つの物を作り上げられるような仕事。
自分のやりたい仕事を見つけるのは難しくない
今までの経験を振り返っても、楽しく感じたりやりがいを見出せる仕事が無い人は、やりたくない仕事を書き出そう。
こんな仕事は絶対にしたくない!
っていうその気持ち、誰しも就活を始める前に考えると思います。
例えば
・人とは話すのが苦手な人なら⇒接客や営業の仕事は嫌
・人と関わりたい人なら⇒工場のライン業務は耐えられない
・労働時間は短い仕事が良い人なら⇒長時間労働の仕事は嫌
など、自分のしたくない仕事を書き出していきましょう。
したくない仕事を書き出す⇒したくない仕事を見つける⇒したくない仕事に追加
これを繰り返しながら、就活サイトを検索していきます。
給与面だけを重視するのは危険!
どうしてもやりたい仕事が見つからないからと、給与の高い仕事を選ぶこともあると思います。
しかし、給与面だけを重視した就活は、失敗することもあると思うので辞めた方がいいです。
私が大学生の頃は特に給与面を重視していた時期もあるので、仕事内容や企業の将来性よりも給与を最優先で考えていたこともあります。
入社2年目の社員の年収がいくらで、入社8年目の社員の年収がいくらいくらなど。
でもね、その年収はどうやって叩き出しているのか考えてみて欲しいです。
勤務日数と勤務時間を時給で割ると、めちゃくちゃ低時給だったなんてこともある
よく求人誌で見かける年齢別のモデル年収がありますよね。
30代~350万
40代~500万
とか
当時の私のように、収入だけを重視している場合は将来もらえる年収イメージができるため、年収だけに目が行きがちです。大学を卒業して、特に資格を持っているわけでもないのに、年収500万円もらえたら嬉しいですからね。
ここで考えて欲しいことがあります。
・その企業の年間休日はどれぐらいあるのか?
・月の残業平均は何時間ぐらいあるのか?
例えば日曜休みで月収22万の仕事と、土日休みで月収20万円の仕事があったとします。
見た目的には月収22万円もらえる日曜休みの仕事の方が、お給料は高くみえますよね。
でも実際には、土日休みで月収20万円もらえる仕事の方が時給は高いんです。
土日休み⇒月に8日休日
日曜日休みの人は、土日休みの人と比べて毎月4日間多く出社していますよね。
それなのにお給料が2万円しか違わないとなると、時給で見た時にものすごく低いことがわかると思います。
同じように、その会社の30代40代の社員の残業時間はどれぐらいあるのか?
もしかしたら、その年収モデルはとてつもない残業代によって作られた年収イメージかもしれません。
就活生は気を付けよう!残業代込みの求人もある
求人の中には残業代込みのものもあります。
求人表の中には、月の平均残業間を記載してくれる企業もあります。月平均10時間など。
でも気を付けて欲しいのはそこではなく、月収20万(残業代30時間分込み)なんて書いてある求人です。
この場合の月収20万円には、30時間分の残業代が含まれているということなんですが、残業代を抜かすと月収は17~18万円ほどだと思われます。
事務職で月収20万円もあるんだ。やっほーい!
なんて思っていると、実は30時間分の残業代が含まれている事もあるので要注意です。
まとめ:就活は続けることが大切
私の場合、内定先が決まらないまま大学を卒業してしまい、フリーター生活を送っていましたが、いつまでも働かないでいるわけにもいけませんよね。
友人から「25歳までなら就職率は高いから就職しとけ」という言葉を聞いて、大学を卒業後しばらくして就活を始めましたが、年齢が若いっていうのは武器になります。
採用担当になって考えてみるとわかると思いますが、30代の未経験と20代前半の未経験者。どっちを採用したいと思うでしょうか。
早いうちに行動することが就職するための第一歩だと思います。
このように最近では、10代~20代専門の転職サイトもあるので利用してみるのも手です。
個別に担当の方が就職までサポートしてくれるため、自分一人で就職するよりも大きな力になると思います。
もしも就職先が決まらないまま大学を卒業してしまうとどうなるの?