・台風で停電した時に必要なグッズってあるの?
・停電生活を通してわかったことは?
どうもこんにちは、生クリームです!
2019年9月9日に千葉県を襲った台風15号ですが、我が家も千葉県に住んでいるので思いっきり被害に合いました。
どれぐらいの被害かというと
・停電4〜5日間
・断水
・車庫のシャッターが吹っ飛ぶ
・物置倉庫が傾く
・知らない家のトタン屋根が庭に吹っ飛ぶ
電気も水も出ないなか、トラクターやコンバインなど農業機械を保管していた倉庫のシャッターが飛んでいきました。
何から何まで朝になってからわかったことですが、驚きの連続でした。。
今回の台風は人生でも初めての経験なので、長期の停電だったのでかなり大変だったのですが、今後もしかしたら訪れる超巨大地震に向けて備えておくグッズなんかも身を持って体験できたような感じです。
なので今回は、停電してから電気が復旧するまでの数日間でわかったことが結構あるので、順に紹介していこうと思います。
今後災害用品を準備する上で、参考になればと思っております。
目次
停電が続いて分かったこと
まずは4日間の停電生活でわかったことから紹介していきたいと思います!
懐中電灯だけじゃ足りない!LEDランタンを持っておくべき
台風で停電したら普通の懐中電灯だけじゃ足りません!LEDのランタンを1つは持っておくべきです!
一般家庭って、懐中電気が1つくらいは常備してあると思うのですが、懐中電灯だけじゃ停電中の部屋の照明には不十分です。
一般的な懐中電灯はこんな感じ
どの家にもある懐中電灯ってこんな感じじゃないですか?
一点集中で明るくしてくれるタイプのもので、昔から一家に一台は置いてあると思います。
ただね、このタイプの懐中電灯って停電時に使おうとすると部屋が暗くて明るさを感じにくいんですよ。。
今回我が家で活躍したのはこれ
USB電源で充電できる充電式タイプのLEDランタンです。
LEDランタンのオススメポイント
・防水防塵
・手のひらサイズで高出力
・明るさ調整機能付き
・フックとマグネットでどこでも付けられる
・もしもの時はスマホの充電もできる
このLEDランタンの凄いところは、明るさが196ルーメンもあることです!
一般的な懐中電灯の明るさが50ルーメン程度なのに、LEDランタンは196ルーメンあるのでリビングに1つ置いておくと部屋全体が明るくなります。
しかも持ち運びもしやすいので、トイレに行ったり顔を洗いに行ったりするときにも手軽に持ち運ぶことができますよ。
また、USBポートがあるのでスマホの充電器にもなるのが便利ですね♪
停電中は、スマホのネット回線も混雑するからか基地局が不足するためか、スマホの充電もめちゃくちゃ早く減っていきます。もしもの時のために、このランタンでスマホも充電できるのはすごく助かりました!
明るさ調整もできるし、満充電にしておけば一晩照明に困ることはほぼないかと。
充電は車でできるよ
USB充電式のランタンってことは充電どこでするの?って思いますよね!
こう言ったグッズを使うと充電は、車ですることができるんです。
車のシガーソケットに差し込んでエンジンをかけておくと、こいつを使うことでスマホの充電ができちゃいます。
USBポートが2つついているタイプで、車の移動中に充電するだけでスマホとLEDランタンの充電が結構できますよ♪
家が停電していると、その日に食べるものをスーパーに買い出しに行くんです。冷蔵庫も使えないので・・。毎日夕方になると夕飯と次の日の朝になる食べられるものを買い出しに行くイメージですね。
近所のスーパーは全滅だったので、車で往復1時間以上かけて移動していたんですが、移動時間ずっと充電しておけば1日分の充電は余裕でできるかと!
水は一日2Lじゃ全然足りない!
防災グッズで、「水は1日2Lは用意してください!」なんていうのを見かけたことあるんですが、1日2Lじゃ全然足りないですね。
水をよく使うシチュエーション
・トイレ
・手洗い
・洗顔
・歯磨き
・お皿洗い
人が1日に水を使うのってこれくらいはあると思います。
(お風呂は銭湯に行っていたので入ってません。)
で、この中でも特に大量に水を消費するのがトイレです・・!
人間誰しも、生きていれば生きたくなるのがトイレですが、トイレってかなりの水を消費しsするんです・・。
我が家のトイレでいうと、トイレを一回流すのに10Lレベルで水を消費するんですよ。。
1日2L計算で水を備蓄していても全然足りませんよね!
我が家は4人でトイレを使うので、1日にどんなに頑張ったって60Lくらいは水を消費します。
2Lの飲み水をペットボトルで保管してたんじゃ、あっという間にカラっからになります・・。
給水タンクも持っておきたい
せっかく給水所が設置されても、ペットボトルしか無かったら水を運ぶのもすんごく大変になりますよね!
我が家では、18L入る灯油ポリタンクを使って水を運んでいました。
本来灯油を入れるポリタンクなのですが、東日本大震災の時に水を運ぶのに必要ということで買っておいたんです!
トイレ用とか、手洗い用に使うなら水を入れたまま保管できるしと思って購入しておきました。
実際に今回の停電でも大活躍で、我が家は2つあったのでポリタンク2つ36Lと、2Lペットボトルありったけを給水所からもらっては家に持ち帰ってきましたよ。
余裕があれば蛇口ももっておこう!
ちなみに、停電時に家の洗面台とかキッチンで手洗いをするときに困るのが、手洗いの不便さです。
上のようなアイテムで、蛇口をひねれば普段のように水が流れてくるようにしないと、どんなにたくさんの水を汲んできても1人で満足に手洗いもできません。
最初は2Lのペットボトルのを誰かにもってもらって、水を流して手洗いをしていたのですがこれが非常に面倒なんです。自分のペースで手洗いができず、誰かに付き添ってもらわら無いといけません!
可能なら大型バッテリーを持っておきたい!
ちなみに台風15号の影響で2〜3日以上は停電したという人が多いはずです。
そんなに長期間の停電時に役に立ったのが、ポータブルバッテリーです!
私がもっているのはsuaoki400Whの電源
・タケルくんでご飯を炊いてみた!suaokiポータブル電源でご飯は炊ける?
夏場はUSB扇風機も必須・・!
ちなみに今回の停電生活は、台風による停電なので夜がめちゃくちゃ暑かったです。。
台風が通り過ぎるとだいたい気温が上がって蒸し蒸しするんですが、日中は35度ありました。
夜になれば気温も下がるだろうと思ったけど、20時頃の外気温が30度・・。
部屋の中は風通しをしても全然涼しくならないんです。もうね、あまりの暑さに部屋の中で熱中症になる人もいるくらいなのもわかります!それくらい暑いです。
で、一般家庭にある扇風機は停電中に使えないので、我が家で役に立ったのがUSB給電タイプの扇風機です。
部屋が30度くらいで寝るなんて普通だよ!なんていう強者もいるかもだけど、飲む水も常温ですよ・・。冷えた飲み物がないのが停電中です。
少しでも体の熱を冷やすために、小型の扇風機だってめちゃくちゃ役に立ちます。
ちなみに、ここで紹介している扇風機はamazonで販売されている扇風機なのですが、バッテリー内蔵で最大の風速で4時間ほど稼働できます。
夏場はどうしても熱を持ってしまうので、Mac Bookに向けて風を当てるのに使っていたんです。まさかこんなことで役に立つとは・・!
今回の台風15号の停電生活で気付かされたこと
#台風 最新情報
午後4時推定位置の最新情報です。強い #台風15号 は、今夜以降、関東や静岡県に接近し、上陸する見込みです。最大瞬間風速は関東と静岡県、伊豆諸島で60mの予想。台風が接近する前に備えや避難を済ませて下さい。 https://t.co/Hm9VwwdNjK pic.twitter.com/OeyoAWZBhI
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2019年9月8日
ここからは、長い停電生活によって気付かされたことを紹介していきたいと思います!
普段の当たり前が無くなったからこそ気付かされることがあるので、いつ自分の身に起きるからわからない停電生活のため参考にしてみてください♪
ご近所さんが居たらどんどん頼っていく
台風によって長い長い停電生活になって気付かされたのが、ご近所さん達の助け合いでした。
屋根が飛んでしまったり壁が剥がれたり、自分1人じゃどうしようもないようなことが起きた台風15号ですが、普段挨拶くらいしかしないようなご近所さん同士で互いに助け合いながら過ごしていたんです。
特に男手が必要な時は、近所の旦那さん達が集まって力仕事を引き受けたり、小さな小物を片付ける時は女性陣が引き受けてくれたり!
今まで生きてきて初めての経験だったけど、やっぱりすごかったですよ台風15号は。
頼れる親戚がいたらどんどん頼っていく!
また、家の近所に親戚がいる場合は、頼れるなら頼って行きましょう!
今回は台風の通り道が特に被害があって、車で1時間とか走ると電気が来ていることも普通にあったんです。(大地震ならそうは行きませんが・・)
で、自分の家は電気も水も出ないけど、親戚の家は電気も水も来ているなんてこともあります。そんな時は、どんどん頼ってお風呂だけでも貸してもらいに行きましょう!
我が家も初めの2日間は近所の銭湯に行ってお風呂に入っていたのですが、あまりにも電気が普及しなかったので今後のことについて考えていたんです。
お金の心配もありますし、銭湯までの往復で2時間かかることと、銭湯がすんごく混んでいて疲れが取れないということです。
他の人も同じ考えで、毎日仕事帰りに銭湯に来るのでしょう。銭湯の駐車場が半端ない混んでしまって、やっとの思いで銭湯に入っても脱衣所等が激混みなんです。
銭湯までの片道が車で1時間もかかることもあって、近所に住んでいる親戚に連絡をしたんです。幸いにも、親戚の家は電気が復旧したとのことなので、その日から親戚の家にお風呂に入りにいくようになったんです。
車で15分ほどの距離だし、TVも見れる。
混雑も無いし、やっとゆっくりお風呂に入れるようになったんです。
電気は偉大
やっぱり電気は偉大ですね。。
今回の台風で本当によく思い知らされました。
普段当たり前にできている、歯磨きも洗顔もトイレも、スマホの充電やパソコン、家のwi-fiも電気が来てくれないと当たり前には使えません。
停電が復旧するとめちゃくちゃ疲労でぐったりする
長い長い停電生活の中、電気が復旧すると今まで気を張っていたものが一気に解けて激しい疲労感に襲われます。。
停電中は、朝から晩まであれこれやらなきゃいけない!
っと思っていたので、すっごい気を張っていたのですが電気が来たその日の夜はぐっすりでした。次の日の朝も寝坊ギリギリで起きたんです。
停電生活の時は、毎日朝5時ころに目覚めていたのにですよ。
知らず知らずのうちにたくさんの疲労を蓄積していたのか、しばらくぐったりでしたねー。
大地震に比べて台風なら備えられた
【記録的な暴風により停電のリスクも】
台風15号の接近により、すでにJRは運休や運転見合わせを発表するなど影響が出始めています。
深夜には関東各地で風が強まり、場所によっては50m/s近い猛烈な暴風が吹き荒れる予想です。その場合、停電が発生するリスクも高まります。https://t.co/yqac9ul0Cu pic.twitter.com/f0ccFQzE7A— ウェザーニュース (@wni_jp) 2019年9月8日
ニュースなどで騒がれている首都直下型地震の場合いつ起きるのか予測することは難しいですよね。
でも台風なら・・?もう少しニュースをチェックしておけば備えることができたと思っています。。
心のどこかで「台風は夜のうちに抜けていくだろう」と思っていたんだと思います。
停電はするだろうけど、それほど大きな被害もなく状況次第で仕事は遅れて出勤かなー。くらいしか考えていませんでした。
ただ、その後の停電生活を振り返ると「台風なんて夜のうちに抜けていく」なんて過信せず、もう少し準備をしておけばと思いましたね。
特に充電できるバッテリータイプの家電類は、フル受電にしておけばもう少し変わったかもしれないですね。。どれだけ車の中で充電してきたことか・・。
台風15による停電生活を経験して
今回の台風15号の停電生活を経験して、本当に台風を舐めすぎていたと思います。
九州や四国地方の台風の被害をテレビで見ていて、「向こうの人たちは大変だなー」とは思っていても自分たちは全く行動しなかったのですから。。
これから災害などで停電した時に必要なアイテムリスト
・ポリタンク
・空ペットボトル
・スマホ充電できるバッテリー
・LEDランタン
・車で充電できるACコンバーター
ポリタンクや空ペットボトルは水汲みに使えますし、スマホ充電できるバッテリーは災害時にも役立つ心強いアイテムです。今回の台風被害のひどかった地域でも、役所等で行列に並んでスマホを充電する人たちがいましたが実は車で充電できたりします。
また懐中電灯ではなくLEDのランタンタイプのものを一家に1台あると、本当に助かると思います。我が家は2台あったので、リビングとキッチンに設置していたので家で料理もできました。
大切なのは、台風がどれくらいの強さなのか?進路に自分の住んでいる地域は入っているか?停電する可能性はあるのか?このくらいは、ニュースですぐにチェックできるので事前にチェックしておきたいですね!(全くチェックしていなかった私が言うのもなんですが・・・)
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