前回PC版DMM FX PLUSの使い方!移動平均線を表示する方法でチャートに移動平均線を表示させる方法について紹介してきました。
開いたばかりのチャートでは相場がどういう状態なのかわかりにくいですが、移動平均線を使うことで何も無いときに比べて相場を認識しやすくなったと思います。
しかし、FXで取引していくなら移動平均線だけでは相場分析するには物足りないと思います。。
そこで今回はさらにレベルアップしてチャートに「MACD」を表示して、相場分析をより細かくみていきたいと思います。
目次
MACDって何?
MACDは相場のトレンドを分析するために使う指標
MACDは相場のトレンドを分析するために使う指標の1つです。
前回紹介した移動平均線を応用したテクニカルチャートとして開発されたもので、FX初心者でも相場のエントリータイミングを予測するために使うことができます。
具体的にMACDがあるとどんなことがわかるのか?というと
例えば買いタイミング
上の画面はMACDを表示させたDMM FXのチャート画面です。
通常のチャートの下に2つの線で表示されているのがMACDチャートです。
MACDではMACDシグナルと呼ばれる2つの線を使って売買のタイミングを見ていきます。
ちょうど赤枠部分を見るとMACDシグナルが交差して上方向に上昇しているのがわかると思います。
DMM FXでは黄色い線と水色の線、この2つの線を使って売買のタイミングを見ていくのですが、2つの線が交差して上方向に向いたタイミングが買いのタイミングとして見られることがあります。
実際にチャート画面を見てみると、MACDが交差して上目線に変わると為替チャートも上に動いています。
移動平均線だけではわからなかった売買のタイミングがなんとなくわかるようになってきたと思います。
移動平均線だけの場合、相場が今後どっちに行くのかなーっていうのが予測しにくいんですがMACDを使うと今後の相場がどっちに行くのか移動平均線以上に予測しやすくなります。
ここからはDMM FX PLUSでMACDを表示する方法を紹介していきます。
DMM FX PLUSでMACDを表示する方法
まずは通常のチャート画面の赤枠部分「テクニカル指標追加・編集」をクリックします。
テクニカル指標追加・編集からMACDを追加する
テクニカル指標追加・編集画面が開くと左の赤枠部分「テクニカル指標一覧」の下の方に「オシレーター」という項目があります。
その中に「MACD」があるのでクリックしましょう。
赤枠部分の「追加」をクリックすると「選択テクニカル指標一覧」の中にMACDが追加されます。
MACDも前回の移動平均線表示と同様に細かく設定できますが、まずは画面の下にある「設定」をクリックしてチャート画面にMACDが追加されているか確認して見てくださいね。
チャート画面にMACDチャートが表示されていたらあなたのDMM FXチャートにMACDを追加することができたことになります。
もしここでMACDが表示できていないという人は、最後に「設定」をクリックしたのかもう一度試して見てくださいね。
MACDチャートのサイズを変更する
通常の為替チャートとMACDチャートが表示できるようになると「MACDチャートをもっと大きく表示したい」ということもあると思います。
MACDチャートは上の画像の赤枠部分をクリックしたまま上下に引っ張ることでサイズを変更できるようになっています。
MACDチャートを上に引っ張って大きくするとこんな感じです。
MACDチャートが大きく表示されて売買のタイミングをより細かく見えるようになりました。
MACDの大きさを変更する
MACDチャートは大きさも変更することができます。
画面右側の赤枠部分をクリックしたまま上下に移動することで、MACDチャートの表示する大きさを変更できます。
日足を見たり5分足を見たりするとMACDの大きさも変わってくるので、自分の見やすい大きさに変更して見てくださいね。
MACDを使って売買タイミングを見るときに覚えておきたいこと
ゴールデンクロスとデッドクロス
MACDで売買タイミングを見るなら「ゴールスンクロス」と「デッドクロス」の2つのチャートを覚えておきましょう。
ゴールデンクロス
こちらはチャートが上昇傾向「ゴールデンクロス」になる画像です。
赤枠部分を見ると黄色い線が水色の線を上に突き抜けているのがわかると思います。
MACDチャートを見ていてこのようにチャートが動いていたらゴールデンクロスになり、今後チャートが上昇傾向になると考えられています。
実際に上の為替チャートを見るとチャートが上に上昇しているのがわかると思います。
これから上昇するかもしれないということで、エントリーするなら「買い」でエントリーすることを考えます。
デッドクロス
こちらは下降傾向になるデッドクロスです。
MACDを見ていて水色の線と黄色の線が交差して下方向に目線が変わっています。
こうなるとデッドクロスと呼ばれて下降傾向に相場が変わっていくと考えられています。
実際にチャートを見ても下に向かって移動しているのがわかると思います。
MACDを見ていてチャートがデッドクロスしていたら「売り」でエントリーすることを考えます。
DMM FX PLUSでMACDを表示してチャートの相場分析に役立てよう!
今回はDMM FX PLUSを使ってMACDを表示する方法を紹介してきました!
FXを始めた頃は移動平均線を見てデモトレードしていたのですが、今回紹介したMACDを分析に入れてトレードするようになると相場が上目線なのか下目線なのか移動平均線以上に予測しやすいです。
記事後半で紹介した「ゴッドクロス」「デッドクロス」は移動平均線にも用いられますが移動平均線のゴッドクロスとデッドクロスはあまり当てにならない気がしているので、MACDチャートで見ていく方が個人的に良いかなと思っています。
もしMACDを使っていないという人は参考に表示して見てくださいね^ ^