【愛知県】婚活イベント、７％が交際発展＝昨年実施、大村知事手応え

愛知県は昨年１０月、独身男女４００人の大規模婚活イベントを初めて開いた。
その後のアンケートに答えた１４８人中１０人（７％）が交際に発展。
県は新年度も行う方針で、大村秀章知事は「出会いの機会提供と、話題性から結婚を希望する人の機運醸成という点で効果があったのでは」と自信をのぞかせる。
イベントは長久手市の愛・地球博記念公園で開いた。男女各２００人を募集し、当日は３８２人が参加。男女６人のグループに分かれ、散策などを楽しんだ。事業費は約１０００万円。
今年１月に行った追跡アンケートに１４８人が答え、うち約４割がイベント後に異性と直接会い、１０人が交際に発展。婚活に前向きになった人も回答者の６割近くに上った。
子育て支援課の担当者は「これだけの人が交際につながったのはものすごく前進だ。複数のメディアにも取り上げられ、費用対効果はあった」。
少人数の婚活イベントはハードルが高いとし、「今回は４００人のうちの１人。気兼ねなく参加できたのでは」と分析する。アンケートでは「ゆっくり話せる時間がなかった」との声もあり、グループ替えの回数を減らすなど改善策を練る。

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