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・葬儀の仕事ってどんなことするんだろう?

・葬儀求人情報誌で募集を見かけ葬儀の仕事って、月収は高めだけど本当にこんなにもらえるの?

・未経験OKって書いてあるけど、全くの未経験でも本当に大丈夫なの?

などなど、葬儀屋の仕事って謎に包まれている部分が多いと思います。

 

だって葬儀のお仕事なんて、お葬式に行ったときぐらいしか目にすることが無いという人も多いと思います。

 

ここでは、実際に葬儀屋で働いていたこともある私が、葬儀屋のお仕事について紹介していきたいと思います。

葬儀屋の仕事内容や、お給料、大変なことや、やりがいなど紹介していきますので、葬儀のお仕事に興味を持っている方の参考になればと思います。

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葬儀屋の仕事とは

葬儀屋の仕事は、「亡くなられた故人と遺族の最後のお別れをお手伝い」する仕事です。

 

身内が亡くなれば、誰しも悲しむ時間が欲しいところですが、実際には葬儀の日程や関係各所への連絡など慌ただしくなることが多いですよね。

 

葬儀は家族だけで執り行うのか、葬儀を家でするのかホールで執り行うのか?など、ご遺族だけでは負担が大きすぎてしまって手に負えなくなると思います。

 

そんなことにならないように、ご遺族に代わって葬儀の日程やその後の流れを取り仕切ってくれるのが葬儀屋です。

 

葬儀屋の仕事内容って?

葬儀屋の仕事内容は、難しいようで一度覚えてしまえばそれほど難しいことではありません。

まずは葬儀屋の仕事内容について紹介していきます。

葬儀屋の仕事内容・遺族からの連絡⇒故人のお迎え

・ご自宅への搬送⇒葬儀日程の相談

・お通夜⇒告別式の準備

・葬儀場の設営

・葬儀当日の司会進行

実際にはもっとたくあんありますが、ここでは葬儀までの流れと一緒にその仕事内容を例に紹介していきます。

 

故人のお迎え搬送

葬儀の始まりは、ご遺族からの連絡によってはじまります。
連絡をいただいたら、すぐに準備をして故人のお迎えにいきます。
ほとんどの場合病院に向かいに行くと思います。病院に到着すると故人の周りに集まる遺族も準備をしていると思います。手を合わせて、ご自宅まで搬送の開始です。

 

葬儀スケジュールの相談

自宅へ到着後、葬儀の日程などを決めます。
葬儀の日程を決める流れなどは基本的にはどの葬儀も一緒です。
初めはわからなくても何度も経験していくことで、どこでご遺族の方が迷ったりするのかわかってくるので、仕事の経験をしていくことで自分自身も葬儀スケジュールが身についていくでしょう。

初めは先輩と一緒に伺うことになるので覚えて良ければ、未経験者でも安心ですね。ちなみに、葬儀の日程は搬送した時に全部決めるわけではなく、次の日に持ち越すこともあります。人生最後のセレモニーなのでご遺族も相談したいこともあるのでしょう。

葬儀を執り行う斎場などの空き状況を確認しながら進めていきます。こちらから提案することも大切ですが、ご遺族の希望をなるべく引き出せると、とっても感謝されることもあります。

 

セレモニーに向けて準備

葬儀の準備

葬儀日程がある程度決まれば葬儀の準備の始まりです。

葬儀スケジュールで決めた通り、斎場の手配や当日使う花、精進料理などを手配し葬儀に備えます。

自社の斎場がある場合もそうですが、葬儀当日でないと斎場を使うことができない場合がほとんどです。事前に準備を済ませ当日は設営だけで済むように段取りを済ませます。

自社での作業になることがほとんどだと思います。できるなら、葬儀をする斎場のハイエースなどの車に荷物を積み込むだけで出発できると言う段階まで準備します。

 

葬儀会場の設営

葬儀斎場の設営

葬儀会場の準備は、お通夜当日に準備します。(会場によって前日からできるところもある)

事前に準備しておいた設営セットを車に積み込み、斎場にて設営します。

写真や生花の位置、花環の設置や会場内の椅子やテーブルもこの時にすべて準備します。

葬儀の仕事内容の中で、もっとも短い時間での作業になるので、手の空いている従業員総出で作業することもあります。

私の勤めていた葬儀屋では、新入社員は、ここから業務を覚えるということが多かったです。
葬儀の設営は、自社の保有しているホールを使う場合それほど大変なことではありません。大変なのは市の管理するホールを使う場合や自宅で葬儀を行う場合は、機材を持ち込み設営をするため準備に時間がかかることがあるんです。

お通夜⇒告別式~

葬儀当日の司会進行
お通夜開始の1~2時間ぐらい前にはご遺族とともに斎場へ移動します。
会社にもよると思いますが、司会進行や斎場の案内は外注だったり別の担当が仕切ってくれることがほとんどだと思います。
葬儀担当は、ご遺族との最終打ち合わせ及び、葬儀中の急なハプニング等の対応です。
どんなに経験を積んでも、どんなに準備をしても葬儀当日には何かと問題が起きてしまいます。
担当者になった場合は、斎場全体の状況を見ながら問題が起きたら対応できるようにします。

ご遺族としても、ここ数日間打ち合わせを担当してくれた担当者がそばにいてくれた方が安心出来ますし嬉しいですから。

っというように、ここまでが働く前からイメージしやすい葬儀屋の仕事内容です。
事務職や総合職などで、葬儀屋と言っても業務内容が変わると思いますが、基本的には葬儀の流れを覚えることが葬儀屋で働くための第一歩です。

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葬儀屋の仕事ってきついの?

どんな仕事でも、転職を考える時に気になるのが、仕事はきついのかどうか?ですよね。

葬儀屋の仕事はどうなのかというと、かなりきつい!

 

仕事なんだから仕事がきついのは当たり前!と親に言われ育った私でも、かなりきつかったです。

ここからは、葬儀屋のどんなところがきつかったのか紹介していきます。

葬儀屋できついと思う所は?

葬儀屋の仕事をしていてきついと思ったところは

・拘束時間が長い

・搬送は24時間365日関係なしにくる

・設営するのに体力がかなり必要

まず、葬儀屋の求人情報に就業時間は8時~17時と書いてあるとします。
この就業時間というのは、葬儀の準備や告別式が無い日だけです。お通夜の始まる時間を思い出すと簡単にイメージできると思いますが、お通夜が18時から始まったとしたら・・会社に戻るのは21時を過ぎてしまうこともあります。

 

また、人が亡くなるのは24時間365日わかりませんよね。
私の働いていた葬儀屋では、当番制で搬送をしていましたが、搬送って日中だけではありません。夜の搬送当番ももちろんあって、当番になった人は会社の携帯を持って自宅へ帰ります

自宅への帰宅途中に電話がなるかもしれないし、寝ている間に電話がなるかもしれません。別途手当がもらえましたが、電話がいつなるのかわからないというのは慣れない人には結構きついと思います。

 

そして斎場の設営には、車から荷物を持ち運ぶことはもちろん、重たい花環や斎場によってはテントを設営することもあります。夏の猛暑の中でも真冬の極寒の日だろうと、関係なく設営作業はあります。お通夜の時間は決められているので、天候によって準備が間に合わなかったとは言えませんよね。体力的にきついのが想像できると思います。

特にお葬式が重なると若手社員だけでなく、幹部的な従業員はもちろん、社長自ら設営の場に出向くこともあります。

その他、葬儀屋で働く前に知っておきたい大変なことは?

どの仕事でも当たり前ですが、大変なことはあります。

葬儀屋の場合もいくつかあるので紹介していきます。

葬儀屋で働いていて大変なこと

・地名が覚えられないと大変

・臨機応変に対応できないと大変

・社内コミュニーケーションができないと大変

まず、地名が覚えられないと大変です。地元の葬儀屋で働くならまだしも、車で30分~1時間離れた葬儀屋で働くとした場合、その地域の地名に詳しくないと仕事になりません。

 

基本的に自社と斎場の移動以外にも、搬送先の病院や各個人宅への車移動が多い葬儀屋の仕事。社内では「○○の交差点の先の家に花環があるかわかる」と言われても、○○の交差点がわからないとたどり着けません。

 

カーナビやスマホを使えば行けなくはないですが、地名をある程度頭の中にイメージできるようになると仕事も早くこなせるようになります。

 

また、葬儀屋の仕事は突然変更になることが多いんです。
明日のスケジュールでは、○○をするはずなのに、朝出社したら緊急で搬送が入ってしまったり、大きな葬儀が入ってしまい社員総出で準備しなければ間に合わないなんてこともあります。スケジュール通りには仕事は進まないことがよくあるので、臨機応変に対応できる人でないやっていけません。。

 

また、社内でのコミュニケーションをよく取れないと、緊急時に仕事が進まなくなってしまい大変になることもあります。例えば、設営の準備途中に急に「お線香を届けてほしい」と呼ばれれば遺族のもとへ届けるのも葬儀屋の仕事です。大切な設営の準備中に、届けている余裕が無ければ別の人に頼むこともよくあります。逆に自分が頼まれることもあるのでお互い様と言えばお互い様ですが。こういったときに対応できるよう社内コミュニケーションもとっておかないと大変なことになりかねません。

社員同士の中が良くないと仕事が進まないことがほとんどなのも葬儀屋の特徴で、みんなで斎場の設営をしたことも良い思い出です。優しい人が多いのも葬儀屋の良いところかもしれませんね。

 

葬儀屋の仕事でやりがいはある?メリットは?

どの仕事にもやりがいやメリットってありますよね。

葬儀屋の場合はどんなやりがいや、メリットがあるのでしょうか?

 

実際に働いていた私の感じたやりがいや、メリットを紹介していきます!

葬儀屋のやりがいは感謝されること?

葬儀屋で働いていて一番感じるやりがいは、ご遺族に感謝されることでした。

 

葬儀屋の仕事って搬送の連絡を頂いてからですが、実際に葬儀が始まるのはその2~3日後。

葬儀が終わるまでに5日間くらいの時間をご遺族と過ごします。

確かに葬儀のスケジュールを決めたり業務的なことも大切ですが、亡くなられた故人とご遺族の思い出話もします。「これをよく使っていた」「これが好きだった」などなど、最後のお別れを前にご遺族の方たちとの思い出話をたくさん話しているうちに、「んじゃぁこの品もお通夜で一緒に飾りましょう」とか提案するわけです。

 

細かい気遣いや優しさはご遺族の方たちも見てくれているので、葬儀を終えた後は泣いて感謝されることもありました。

 

新盆や四十九の片付けなど、次に挨拶に伺うときはご遺族の方も「○○さんが葬儀の担当で本当に良かった」と言ってくれることもあります。お金では得ることができない最高に嬉しい一言でした。

葬儀屋で働くメリットは知り合いが増えること?

葬儀屋で働くメリットは、知り合いがものすごく増えることです。

葬儀屋でのやりがいでもお伝えしましたが、葬儀を担当しているうちに地域の顔にもなります。

 

普段の生活では知り合うこともないような、おじいちゃんおばあちゃん、町の様々な人と知り合いになります。車の修理工場のスタッフやスーパーの社長さん、学校の先生や商店街の方たちなど、たくさんの知り合いが増えます。

 

町を車で走れば、挨拶されることも増えるので、人脈はかなり増えると思います。葬儀屋で働く人の中には、葬儀を執り行った遺族の方と結婚された方や、仲良くなって遊ぶ仲間になった方などもいました。

葬儀屋のお給料はいくらぐらいもらえる?

さて、そんな大変なこともやりがいもたくさんある葬儀屋のお仕事ですが、お給料はいくらぐらいもらえるのか気になりますよね。

 

拘束時間が長かったり、搬送当番などで残業代や手当がたくさんつきそうですが、実際の所どうなんでしょうか?

 

私の働いていた葬儀屋をモデルに紹介します!

葬儀屋のお給料は年収400万円ぐらい

私の働いていた葬儀屋のお給料は月収30万円+ボーナスで年収400万円ほどでした。(20代後半から30代前半)

 

お通夜や、葬儀のスケジュール調整、葬儀の準備などで残業をすることが多いので、結果的に拘束時間と引き換えに未経験でもお給料もそれなりにもらえると思います。

 

毎年7月8月は新盆の時期になると残業が増えますが、この時の残業代を入れると月のお給料が40万円を超えたなんてこともあります。

 

都会じゃなくても未経験でこれだけの収入を得られるのも、凄いことかもしれませんね。求人誌で見る月収モデルも間違いではないと思います。

 

葬儀屋に向いている人は気づかいができる人?

これから葬儀屋で働いてみたいと思った方、葬儀社に興味をもっていただけたなら大変うれしく思います。

 

葬儀屋に向いているひとは・社内コミュニケーションが取れる人

・誰とでも話せて思いやりがある人

・臨機応変に対応できる人

・体力に自信のある人

どの会社でも、コミュニケーションが取れて思いやりがあって、臨機応変な対応を求められると思います。
しかし葬儀屋で働くなら、人情といいますか・・人に対してどれだけ優しく思いやりをもって対応できるかで、ご遺族の方からの感謝も変わってくると思います。

 

業務的な会話の中に雑談を含めて、故人とご遺族との思い出話をどれだけ引き出せて、どれだけ人生最後のセレモニーでプロデュースできるかによって、仕事処理速度などでは表せない葬儀屋としての実力が出てくると思います。

 

・決められた時間を働くだけ。

・仕事は作業

っていう考えの人には向かないと思います。

 

私が働いていたときにも、収入面と未経験歓迎の言葉で入社した社員は、入社後1年経つ前に退職していました。

仕事のやりがいに、人から感謝されること!と考えている人には非常にお勧めできる職種です。迷わず転職してみましょう。地域の様々な人と触れ合うことが増えますよ。

まとめ

葬儀屋での仕事内容、やりがいやメリット、お給料について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

 

葬儀の仕事は、スケジュール通りに行くことは少なく、日中することが無くても急な搬送によって残業になることもあります。

 

亡くなられた故人とご遺族の最後の別れをお手伝いしたい。と本気で思った方こそ、この仕事をお勧めします。

 

私個人としては仕事内容は大変そうで、きつい仕事ですが、学ぶことも多くとても楽しい職種です。社員同士のコミュニケーションはもちろん地域の方との距離も非常に近く、住んでいても知らなかったことを知ることもあります。

 

転職を考えている方の参考になればと思います。

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