消防団に入って最初の訓練に行ってきました。
訓練と言っても今回は、消防署で行われる消防団員向けのAED講習です。
5月に規律訓練があったんですが、本業事情により行くことができなかったので今回が消防団員になって初めての出動です。
ということで今回は、消防団のAED講習について紹介します!
目次
AED講習を受ける場所は?
今回私がAED講習を受ける場所は、地元の消防署です。
各地域で受ける場所が同じかどうか不明ですが、消防団員になると消防団の部長から連絡がきて教えてくれると思います。
私が受けたのは6月3日の日曜日です。時間:朝8:45~12時
場所:消防署
持ち物:筆記用具、活動服、スニーカー
AEDの講習を受ける場所は、市内の消防署で活動服を着ていくみたいです。
放水訓練のときなど、長靴を着用するそうなんですが今回ばかりはスニーカーでOKとのこと。
それでは早速消防署へ!
はじめての消防署!
生まれてからここんとこ30年近く市内に住んでいても、消防署には行ったことが無い!という人も多いと思います。
私も今回初めて消防署に潜入してきましたから。(笑)
消防署の駐車場には車を止めることができなかったので、隣の市役所の駐車場を借りることに。(事前に確認済)
駐車場に車を止めると、それらしき活動服を着た方があちらこちらにいました。
とりあえず空いているところに車を止めて周りを見渡すと、どうやら消防団員のみなさんのようです。(同じ活動服を着ていました)
ここからインドアニートのスーパーコミュ力披露タイム
すると、ちょうど同じように向かう消防団員の二人組がいたので話しかけてみます。
私「今日AED講習の方ですか?」
2人組「救急講習ですか?」
むむ?
あれかな。消防団によって呼び方が違うのかな。
私「ええそうです。消防署でやるらしい講習なんですが」
2人組「あぁ、そうですよ。」
私めっちゃ頑張ったよ!話しかけられたよ;つД`)
とりあえず場所もわからないので、お二人に付いていくことに
どうやら場所は消防署の3Fになるそうです。
消防署の受付で、AED講習のことについて話しかけると消防士の方が教えてくれました。
講習の前に受付
3Fの講習を受ける部屋の前に行くと、救急救命士の方が受付を担当していました。
名前を伝えると、出席者名簿の確認とAED講習のテキストが渡されます。
部屋に入り適当な所に着席し、講習が始まるのを待ちます。
部屋の様子は、前にプロジェクターを映すやつが下りていて座席は、3人掛けテーブルが12台。
満員に座ると3人×4台が3列で、36人が座れるぐらいの広さでした。
消防士と救急救命士によるAED講習の開始
講習開始時刻は9時15分ぐらいでした。
救急救命士の方から今回講習に参加する、消防士と救急救命士の方の挨拶があり講習スタートです。
講習内容①DVDによる心臓マッサージの手順と必要性など
②心臓マッサージの実戦練習
③AEDを使い、より実践に近い練習(二人一組)
④そのほか覚えておくと使えるテクニック
実践練習をしている間も、消防士の方と消防団についての雑談を交えながら楽しく講習が進みます。
覚えておきたい救命処置の手順を紹介!
せっかくなので、救命処置の手順を紹介します!
救命処置の手順は以下
人が倒れているのを見つけても、まずは自分の安全を確保してから近づく。
「大丈夫ですか」や「どうしました」など肩を叩きながら反応があるか確認。
周りにいる人に助けを呼び、協力者がいたら「119番通報」と「AEDの確保」を依頼する。
この時、「あなたは119番へ通報をお願いします。」「あなたはAEDを探してきてください」と指示するようにするとGOODだそうです。
はじめに倒れている人を発見した人が、指揮をとっていくといいそうです。
倒れている人が、普段通りに呼吸をしているのかを確認します。
10秒ほどかけて前進を観て判断します。(実際には6秒ほどで全身に動きが無いか確認)
呼吸が無いと判断した場合、胸骨圧迫をします。いわゆる心臓マッサージってやつです。
肋骨の下の方、みぞおちの部分を両手で心臓マッサージします。
胸骨圧迫を30回ほど行ったら、人工呼吸をします。
だいたい30回の胸骨圧迫につき2回人工呼吸をするとGODDのようです。
AEDが無い場合は、救急隊員の方が到着するまで⑤⇒⑥を繰り返すので、大人の男性でもかなり力を使うそうです。
周りに協力者がいるならどんどん巻き込んで、交代で胸骨圧迫をすると良いとのことでした。
講習修了時には修了証(カード)が配布
無事に講習を終えると、修了証が配布されます。
青色のカードみたいなのをもらうことができます。
9時20分ごろから始まったAED講習も12時少し前には無事終了です。
各自解散です。
まとめ
消防団員のAED講習の一連の流れを紹介してきました。
講習内容①DVDによる心臓マッサージの手順と必要性など
②心臓マッサージの実戦練習
③AEDを使い、より実践に近い練習(二人一組)
④そのほか覚えておくと使えるテクニック
開始1時間半ほどで20分ぐらいの休憩を挟んで、午前中めいいっぱい身体を使って実践的な講習でした。
机に座って受ける授業と違って、消防士の方や救急救命士の方とコミュんケーションをとりながら講習が進むので眠くならずに久しぶりの授業を受けている感覚でした。
知らない人たちとこうやって交流をとるのも、楽しかったです。
これから消防団に入る方たちの参考になればと思います。
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