ホンダの先進安全装備、ホンダセンシング。
8つの機能で、ドライバーの運転を支援してくれるので、ドライバーの負担を大幅に軽減してくれます。
しかし、ホンダセンシングの機能を理解しないままに使うとがっかりしてしまうかもしれません。なぜなら、ホンダセンシングには作動環境があるのでいつでもどこでも使えるというわけでもないからです。
ホンダセンシングの機能を知った上で、気をつけなければならない部分を理解し上手に使っていきたいですよね。
今回は、ホンダセンシングの気をつけるべき点を紹介します!
ホンダセンシングの8つの機能とは
ホンダセンシングとは、ホンダの安全運転支援システム8つをまとめた呼び名です。
単眼カメラとミリ波レーダーによって、ドライバーの安全運転を支援してくれるという機能です。
①衝突軽減ブレーキ(CMBS)
②ご発信抑制機能
③先行者発進お知らせ機能
④標識認識機能
⑤車線維持支援システム(LKAS)
⑥アダプティブ・クルーズコントロール(ACC)
⑦路外逸脱抑制機能
⑧歩行者事故低減ステアリング
の8つです。
各種機能や感想についてはこちらの記事で、まとめています。
参考記事
ホンダセンシングの気をつける点とは
ホンダセンシングの気をつける点は、システムの作動には一定の条件があるということです。
例えば、衝突軽減ブレーキ(CMBS)なら時速5km以上で走行中に、作動するというもの。
衝突軽減ブレーキ(CMBS)の流れ
①衝突の危険を予測⇒警告+振動(ステアリングやアクセルペダル)
②さらに接近⇒軽いブレーキ
③さらにさらに接近⇒衝突回避のための強いブレーキ+シートベルトの引き込み
システムが衝突する可能性があると判断した場合に作動しますが、時速5km以下の場合は作動しない場合もあるため注意する必要があります。
また、くねくねとした山道を頻繁に運転する人の場合、対向車やカーブのガードレールを障害物と誤って認識してしまい、振動や警告音にて警告することが頻繁に起きてしまうそうです。
何もしらなければ、運転中に警告音が鳴ることで驚きますし、ペダルやハンドルが振動すると本当に驚くと思います。普段からそういった道を運転する機会が多い人なら、鬱陶しく感じることもあるとのことなので、そういった道を良く運転する人は対策が必要になりそうです。
LKAS車線維持支援システムにもある!注意すること
走行する車線を読み取り、車線の真ん中を走行するようにステアリング操作を維持してくれるこの機能。ステアリングの細かな操作を支援してくれるので、ドライバーの負担をかなり軽減してくれるとても優れた機能なんですが。こちらにも注意しないといけない点があります。
それは、車線維持支援システムは時速65km以上で作動するということです。
普段からホンダセンシングの機能について知っていない人の場合、車線維持は速度何キロでも自動で作動してくれる機能だと思い込んでいる人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
速度が65km以上出ていることが作動条件なので、一般道路ではほとんど使うことが無いLKAS。高速道路など、ほぼ65km以上で走行するシーンでその効果が発揮すると思われます。
一般道でも使えなくはないが、一般道で使うと速度が65kmを下回った途端に反応しなくなるので、せっかくのホンダセンシングの恩恵を受けられません。なので安心して使える場所は、高速道路ではないかと思われます。
ステアリング操作を車に支援してもらうと、遠出して遊び疲れても運転の負担を軽減できると思います。
路外逸脱抑制機能も注意が必要
走行中に車が車線からはみ出しそうになると、単眼カメラによって認識し警告してくれるという路外逸脱抑制機能。警告音ととも自動でハンドル操作を支援してくれて、元の車線に戻そうとしてくれます。
凄く便利な安全機能に思えるんですが、これにも作動条件があるんですよ。。
作動条件は、時速60km~100kmで走行中とのことなので、普段から運転者は運転に集中する必要があるということですね。
まとめ
ホンダの安全運転支援システムは、あるとすごく便利でドライバーの負担を軽減してくれます。
しかし、作動条件をクリアした場合のみ作動をしてくれるのがシステムっていうもんですよね。半自動運転ともなりうるホンダセンシングがついていても、ドライバーは運転に集中していることが大前提だと思います。
作動条件を理解して上手に使えば、とても便利な装備なので個人的には長距離移動の際はいつも使っています。
ホンダセンシングの詳しい機能についてはこちらの記事を参考にどうぞ
参考記事