田んぼの手伝いがやりたくない!実家が兼業農家だという人必見!農業を手伝う理由って?

・実家が田んぼ農家だけど手伝うのがめんどくさい

・農業を手伝う理由ってあるの?

どうもこんにちは、生クリームです!

実家が田んぼ農家をしている人は、GWの時期になると実家から「田植えの手伝いに来い」と言われたことがあるのではないでしょうか?

お金がもらえるわけでもないのに、実家から手伝いに来いと言われて面倒臭いと思った人も多いと思います。

私は、実家住みで田んぼ農家をしているので10代の頃から毎年お手伝いをしていますが、体を使うし汚れるし最初は好きじゃありませんでした。

田んぼで泥まみれになりながら働いて、汗びっしょりになって会社に行く頃には筋肉痛なんてこともよくある話です。笑

しかし今では、率先して実家の田んぼを手伝うようになったのです。

そこで今回は、田んぼのお手伝いをやりたくない人向けに田んぼの手伝いをしている私から、田んぼを手伝う理由について紹介していきたいと思います!

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田んぼの手伝いはやりたくない!農家のお仕事ってどんなことをするの?

田んぼ農家のお仕事ってどんなことをするのか?

田んぼ農家の主な仕事内容

・田植え

・田んぼへの水入れ

・草刈り

・稲刈り

田んぼ農家の基本的な仕事内容はこの4つです。

春に田植えをしたら田んぼに水を常に入れておきます。だいたい水入れと言いながら田んぼ全体を見回りするので、毎日とは行かないまでも田植え後は毎週見て回ります。

(たまに中干しといって水を抜く期間もあります)

田んぼの周りには、草が生えてくるのでおよそ1ヶ月ごとに田んぼの周りの草刈りをします。

田植えから稲刈りまでの草刈りはだいたい5回ほど。

最後が稲刈りをやって後片付けをすると、「今年も無事に終わった」という感じになります。

作っている田んぼの量にもよるけど、4月と8月9月は休みなしになることもあるんだよ。

実家で田んぼの手伝いをするメリットってあるの?

田んぼの手伝いをするメリット

・自分で美味しいお米を作る達成感が得られる

・お店で買うよりもご飯がおいしい

・自然と触れ合える

・体を動かすことで健康的に過ごせる

私自身コメ農家なので、お店で売っているお米が食べたことありませんが、飲食店などで食べるお米は家で食べるお米には絶対に敵いません。

これはお米農家の特権で、本当に美味しいお米というのは自分たちが食べているからです。

また、田んぼで田植えとか草刈りをすると、自然と触れ合える機会も増えます。

子供なら喜ぶような、「トンボ」もたくさんいますし「おたまじゃくし」や「ザリガニ」なんかもうようよいます。たまに道の駅で売られているのを見ると、うちの田んぼに来ればタダであげるのに!と思いますね。笑

そして何より、家でダラダラ過ごす休日と違って外で体を動かしているので、健康的に過ごせると思います。朝早く起きるのも田んぼのおかげですね。

農家さんのお米を食べたことがない人は、一度農家さんのお米を食べてみるといいですよ。おにぎりにして食べるとその味の違いに驚くはずです。

実家で田んぼの手伝いをするデメリットはあるの?

実家で田んぼの手伝いをするデメリット

・休日なのに肉体労働をする

・仕事に行く頃には筋肉痛になる

・休日に好きなことをする時間がなくなる

・実家のお手伝いなので基本的に給料にはならない

実家の田んぼを手伝うと、仕事の休日に肉体労働をすることになりますよね。

せっかくの休日で体を休めようと思っても、肉体労働をしているので仕事に行く頃には筋肉痛になっていることも珍しくありません。

しかも、本来なら自分の好きなことをするはずの休日に田んぼを手伝っているので、好きなことをする時間もなくなってしまいます。

また、実家のお手伝いなので気楽にできる代わりに給料にはなりません。

基本的には親孝行と思って手伝う意識がないと、続かないと思います。

特に汚れるのが嫌いだったり虫が苦手っていう人は、田んぼの手伝いをすることがストレスに感じる人も多いんじゃないかな。

実家の田んぼ手の伝いをしたくないという人へ

田んぼの手伝いをしなかったらこの先どうなるのか考えてみよう

今は両親が頑張ってやってくれている田んぼも、この先ずっと両親がやってくれるわけではありません。

いつしか両親が田んぼをできなくなる時がきっときます。そんな時、田んぼの経験もないまま急に田んぼを預けられたときのことを考えてみてください。

やらなくなった田んぼは2通りの道が残されています

①誰かに貸して田んぼを使ってもらう

②自分が田んぼを引き継ぐ

このどちらかです!

もちろん誰かに田んぼを貸して使ってもらうという手が使えればいいのですが、極端に田舎だったり大型の機械が入れないような地形の田んぼの場合はやってくれる人が見つかるかどうかって感じなんですよ。

今私の住んでいる地域でも、耕地整理といって小さくバラバラに作っていた田んぼをまとめて一枚の大きな田んぼにする計画が進んでいます。

この計画はもう数年で実施される予定なので、そのうち大型の機械を持っている人たちが田んぼを使ってやってくれるかもしれません。

また、若かりし頃から田んぼを手伝いでもいいから経験することで、なんとなくでも田んぼのやる事だったり稲の具合だったりが身にしみて分かってきます。

大人になってからいきなりやるとなっても、好きでもない田んぼのために農家としてやっていけるでしょうか?

50代になって田んぼをやることになった近所の人の話

実は私の近所にも、父親がずっと田んぼをやってきた家があるんです。

両親がずっと元気で二人で田んぼをやってきたのですが、あるとき急に田んぼができなくなってしまい50代の息子が田んぼを引き継ぐことになったのです。

幸いにも両親が生きているおかげで、田んぼの場所だったり田んぼの仕事の流れなどを教えてもらいながらなんとか続けているって感じでしたね。

これがもし、田舎に住んでいなくて田んぼの経験も無い場合、農家として田んぼをやる覚悟はありますか?

使われていない田んぼでも水道代や土地代など請求は来る

田んぼってみんなのものなので、自分だけが使っていないからって水道代を支払わないわけにはいきません。

田んぼを作ろうが作らなかろうが請求はきっちりきます。

お米を作っているうちは経費として支払いもできるのですが、田んぼを作らなくなると会社員として働いたお給料から支払い続けることになります。

もうね、会社員のボーナスが飛んでいく感じ。

完全に赤字です。

兄弟がいる人は、跡を継いでくれるか確認しておこう

もしあなたが田んぼをやりたくないなら、自分以外に田んぼを継いでくれそうな兄弟はいないか確認しておくと良いでしょう。

弟でも妹でも、とにかく自分以外に田んぼを継いでくれる人を見つけておくのです。

もしかしたら兄弟の中に、「田んぼやっても良いよ」と言ってくれる兄弟もいるかもしれません。

妹でも、結婚した旦那さんが田んぼに興味がある人なら引き受けてくれる可能性だってあるのです。

私が田んぼを手伝う理由

親孝行

私が田んぼを手伝う理由は、田んぼの手伝いを理由に両親と会話をする機会が増えることです。

田んぼの手伝いをしていると10時と3時に休憩があって、飲み物を飲んだり煎餅を食べたりゆっくり休憩する時間があるんです。

普段家で一緒に顔を合わせていても、こうやってゆっくりと過ごす時間ってなかなか無いのですが、農作業で疲れているときは田んぼを眺めながらいろんな話もします。

しかも近所の人からは、「田んぼを手伝ってくれる良い息子」として両親の株もうなぎのぼりです。

将来的にここの土地で住み続けるため

そしてもう一つは、将来的にこのままの土地で住み続けるためです。

田舎の人って、毎日顔を合わせている人には明るく挨拶をしてくれます。

しかし、若い人が日中に歩いているだけで「不審者じゃないか?」と疑ってみてきます。。

昔から住んでいるのになんで?って思うんですが。

どんなに昔から住んでいる人でも、大人になると子供の頃見ていた人でもわからなくなるもんなんですよ。

でもね、田んぼを通して近所の人たちとの交流を持っているとみんな顔見知りになれます。

挨拶もしてきますし、地域の草刈りとかに行ってもみんな顔が知れてると気持ち的にも楽になれます。笑

私は、知らない人の集まりに行くのはあまり好まないので、初めから周りが知ってくれていると精神的にも余裕が生まれて助かってます。

田舎って、地域の人が集まって草刈りをしたり田んぼに流れる水路の掃除をしたりするんですよね。地域のこう行ったイベントごとで顔を出しておくと、将来的にも余裕ができると思っています。

健康のため

もう一つの田んぼを手伝う理由は、健康のためです。。笑

普段デスクワークばかりで外に出ることもなければ、体を動かして肉体労働をすることも少ないので・・。

ジムに行って体を鍛えるのも良いのですが、実家で農家をしているなら農家の手伝いをしながら汗を流して筋トレをしたほうがいいかなぁと。

農作業のおかげか、二十歳の頃と比べても体型に変化はないのもありがたいですね。

普段デスクワークばかりしている人は、農作業を体験してみるべきです。体を動かした後のご飯の美味しさは異常です。

田んぼって老後の楽しみにもなるんだよ

僕は10代の頃から田んぼのお手伝いをしていたので、田んぼのお手伝いが自分の負担になるなんて考えたことはなかったのですが、人によっては負担になるという人も多いと思います。

だけどね

田んぼをしていると、近所の人とも自然と顔合わせをすることもあるし、会社員しながらだからキツイ草刈りも老後になったらきっと楽しみになると思う。

定年して家にしかいない生活より、草刈りに出かけてたまに出会った近所の人とおしゃべりをする。

一面草らだけの田んぼを草刈りし終わった後の達成感っていいもんですよ。

私の周りの定年組を見ているとこんな感じで、田んぼを老後の楽しみとしてやっている人が多いかな。

実家の田んぼのお手伝いをやりたくないという人の、これからどうするべきか?

考えるきっかけになればと思います。

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田舎に住むなら参加しておいたほうがいい団体のお話です。

農家をやっていなくても、近所づきあいが生まれるので田舎で暮らしていくなら参加しておいたほうが顔が知れ渡りますよ。

もし興味があればご覧になってみてくださいね。

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