
やりたいことはないけど、生きるために働かなければならない。
だから就活をする。
そんな気持ちで就活を続けても、なかなか内定がもらえないのが就職活動ですよね。
私も大学生のころ、やりたいことがないのにとりあえずで就活をしていました。でもやりたいことがないから、希望の職種も業種もないから応募したい会社を決められなかったんです。
お盆やお正月に親戚に会うと、「やりたい仕事はないのか?」と言われてしまって、親戚にすら会いたくなくなるんですよね。。
そんな状態のまま就活サイトを開いても希望する職種や、働きたいと思う会社がわからないので本当に苦痛でした。
そんな私が就職先を決められた理由を紹介したいと思います。
目次
やりたいことがない場合の就職活動はどうすればいい?
働きたいのか働きたくないのかを明確にする
まずは、働きたいのか?それとも働きたくないのか?を明確にしましょう。
就活生は、就活をしなければ結構な自由に使える時間があるはずです。
自分はそもそも働きたいのかな?っとよく考えてみてください。
私自身も、大学の友人たちが内定をもらう中、生きるためにお金のためにじゃなく「働く気持ちはあるのかないのか」を考えました。
親に言われるからとか周りが就職をするからじゃなく、働く気持ちはあるのか問いかけてみます。これは、私が就活をしているときに実際に言われた質問なんですが、これを言われるあたり当時の私は本当に空っぽで「何も考えずに就活をしていたんだな」と思います。
これってどういうことかというと
内定が欲しくて、何社も面接をしている人とは違うんです。
私の場合は
とりあえず就活してくるか
って感じ。
当時の私は
内定は欲しいんだけど、別にこの会社で働きたいとは思わない。内定がもらえたら考える。
っていう曖昧で中途半端な気持ちで就活をしていました。
就活の効率の悪さを知ってしまった
中途半端な気持ちで就活をしていたのも理由があります。
それは
就職活動ってすごく効率が悪いって気づいてしまったんです。
だってね
今まで意識したことすらない企業のことを調べて、行ったとしますよ。
学生向けの企業説明会に何度足を運んでも、得られる情報はといえば
・企業のしていること
・経営理念はこんな感じ
・明るく風通しの良い社風かどうか
・福利厚生はこんなのあるよ
なんていう内容ばかり。
これって、就活サイトで知ることができる内容なんですよ。わざわざスケジュールを調整して「交通費を払っていかなくても良いんじゃないか」って思っていたんです。
企業への応募も、エントリーシート作成に時間をかけて、履歴書を作って、やっとで決まった面接もお祈りメールで撃沈して。だんだんその企業が何をしているかなんて、意識していられなくなってくるんですよね。
生きるためなら正社員じゃなくてもいいじゃないか
大学を卒業したら、どうして正社員じゃなければいけないんだろう。って考えていた時期があります。
勉強をして、社会で通用する資格を取得しても内定が出ない人がたくさんいると思います。
アルバイトの面接は簡単に決まるのに、「正社員はどうしてこんなにも時間も手間もかかるんだろう」って思っていたんです。
正社員じゃなくても生きていくことはできるし、アルバイトでも月収20万円以上稼ぐことだってできたはず。実家住まいなら、両親に養ってもらうことだってできる。
これはもうね、「意識を変えないと内定なんてもらえるはずがない」と言われている感じがしました。
生きるためだけなら、お金が欲しいだけならアルバイトで十分。
正社員になるなら、社会貢献や自分の成長を意識しろ。
ということに気づいた瞬間でもありました。
これってどういうことかというと、
向上心もない人間と一緒に働きたくないですよね。
企業がどれだけ就活に、時間やお金をかけているのかを考えれば私が相手にされないのも納得しました。
やりたいことはなくても、やりたくないことを考える
私が就活で意識したことは、やりたい仕事はなくてもやりたくない仕事は何かを考えることでした。
だって
4年生の大学を卒業してから、働いたとしたら60歳の定年まで40年近く働くことになるんです。
40年近く働いていくわけですから、やりたい仕事があれば一番いいと思います。
でも、やりたい仕事が無いならやりたくない仕事を書き出していくんです。
就活生は「自己分析をしなさい」と言われても難しいですよね。
でも、やりたくない仕事を書き出すなら簡単でしょ?
・こんな仕事は嫌だ
・〇〇が苦手だからこの仕事は嫌
とか、なんでもいいんです。
私の場合は、
・残業が多い仕事は嫌
・ノルマのある仕事は嫌
・接客業は嫌
だったかと思います。
他にも、工場は嫌とか、配達ドライバーは嫌とかでもいいと思います。
やりたい仕事を考えるんじゃなくて、やりたくない仕事を書き出しましょう。
あとは、書き出した内容に合致しない仕事を書き出していくだけです。
書き出してみて、「嫌だな」と思ったらやりたくない仕事に書き足せばいいんです。
それを繰り返して残った仕事を探せばいいんです。
私の場合は、ノルマが無くて残業もない、接客業じゃない仕事ということで、事務職を選びました。
楽な仕事を選びすぎると、仕事が無さ過ぎて逆にキツイこともあります。
参考記事
ノルマも残業もない事務職を選んだ理由は
事務職を選んだ理由は、ノルマも残業も無い仕事だったから。
大学生の頃からアルバイトをしていたんですが、営業職や総合職の人は朝早くから夜遅くまで働いているのに、事務職の人は処理さえ終われば帰っていました。
営業職の人はお客様より早く出社して準備を終わらせて、お客への対応が終わってからその日の処理に取り掛かります。明日の準備をある程度済ませて、帰る時間はいつも遅い時間。
私のやりたくないことに全部当てはまるのが、営業職や総合職でした。
この頃から「事務職羨ましいなー」と思っていたかもしれませんね。
当時働いていた仕事はこちらの記事で紹介しています。
正社員ではなく、フリーターという立場でありながら正社員並みに働くことでそれなりのお給料も、社会人として働くことの経験をさせていただきました。
内定をもらうには職種は決めておく
内定をもらうためには、希望する職種は決めておいた方が良いと思います。
就活サイトで、あれもこれも検索しているとあっという間に時間が過ぎてしまうんですよ。
なんとなく見ているだけで、時間だけが経ってしまって夕方になった。なんてこともあります。
職種が決まっていれば、希望する職種で企業を探すだけでいいし、勤務地も設定すれば、応募したい企業も絞れるはず。
応募したい職種が決まっていると、たくさんある職種の新着一覧なんて見ている必要はないんです。
まとめ
やりたいことがないのに、就活をするのってすごく大変です。
就活サイトを見るのも嫌になって、私のように途中で諦める人もいると思います。
やりたくない仕事を書き出すことで、自分に向いている仕事がわかることもあるので書き出していきましょう。
こうすれば「内定がもらえる」っていうのはないと思います。大切なのは、立ち止まらずに就職活動を続けること。
合わせて読みたい記事はこちら。
就職先が決まらないまま大学を卒業したって焦る必要はないんです。
私も、私も妹も就職先が決まらないまま大学を卒業しましたが、卒業後に地元で就職出来ています。